泊地情報

泊地情報について

泊地情報として、思い出せる範囲で書き込みました。
クルージングの際の、ご参考になれば幸いです。
こちらの泊地情報記載ページをご覧ください。

なお、上記の「泊地情報記載ページ」に含まれていない新しく追加された泊地情報に関しましては「航海日誌」をご覧ください。

ワンポイントアドバイス

●瀬戸内海は風向の関係で、地政学上、兵庫、岡山、広島、山口県側が、港として発展して発展したところが多いようです。
春一番〔南西の風〕以外は、北東〔雨の前〕、北西〔雨の後、冬〕の風が多く吹きます。
つまり、セーリングされているとき、天候が怪しくなったときは、どちらかといえば、本州側に近いところでいたほうが、安全ということになります。
セーリング計画をされますときに、予定の漁港なり港の入り口が、どちらの方向に向いているかを必ず確かめて決められることをお勧めします。
せっかく入港したものの、湾内は、バケツを揺すっているように、波が立っているのでは愛艇の安全が保障されません。

●潮流も大事です。6ノット巡航のヨットも、潮に乗れば8ノット、乗れなければ4ノットです。一時間走ってこの差は非常に大きいです。
備讃瀬戸、来島海峡の通過方法も事前に勉強されていたほうが良いです〔宮窪を通過するほうが海峡は狭いですが、早い〕。
逆航して、保安庁に呼び止められているプレジャー船をよく見かけますので。
〔ビサンマーチ、クルシママーチV16で呼び出し、事前に問うのも良いと思います。親切に教えてくれます。携帯でも可。〕

●チャートに水深が2メートル〔出来れば3メートル〕より浅いところ、暗岩のあるところ等、航行に障害になるところすべてに赤しるしを入れて、即座に海底の様子がわかるようにしておいたほうがよいです。
とんでもないところに、ある場合が有りますので注意が必要です。

●約700の島々があり約180の島には人が住んでいるといわれています。
港は、水深が浅いところも有り、また意外に深いところとさまざまです、沖合いにアンカーレッコして、一夜を過ごすことも十分出来る島々も多く有ります。
ぜひとも、テンダーを持参されることを、お勧めします。

●知らない島に近づき、アンカーレッコする時、あるいは入港するときは、出来るだけ干潮のときがお勧め。安心して、一夜を過ごせます。

Copyright c 2007 Masakazu Tomii All Rights Reserved.